大正浪漫・昭和レトロ館
佃喜翔,大正ろまん,昭和レトロ,少女画、ギャラリー喜翔ろまん館/大正浪漫・昭和レトロ館
古い写真集を見るのが好きです。和洋折衷のハイカラなモダンガール、大きくすそ上げした着物に、フリルのエプロンをつけた子ども達。写真からの発想に空想をまじえて描いたシリーズです。
■喜翔浪漫画華シリーズ12か月

華シリーズ1月/福寿草
子供の頃のお正月は、なんだかとても楽しみで改まった感じのものでした。晴着とまでいかなくても、新しいお出かけ着や下着は、必ずお正月前にそろえるものでした。

華シリーズ2月/椿
日本からヨーロッパに紹介されてとても人気の出た椿。大正時代には装画によく登場。花の赤と葉の深い緑が和にも洋にもマッチして大好きな花の一つです。

華シリーズ3月/沈丁花
まだ寒い早春に芳香とともに咲く沈丁花。卒業や入学シーズンにとても似合っていて、緊張した幼子の姿を思い出して少し幸福になります。

華シリーズ4月/桜
大阪造幣局を始めレトロな街並みと近代ビル群が同居した桜の名所、大川沿いに大正らしいファッションの空想の女性を立たせてみました。

華シリーズ5月/百合
バックは大阪の中之島公会堂を背に、卒業式の花束を持つ明治末期の女学生の図です。

華シリーズ6月/薔薇
大正から昭和初期に大流行したスケスケの絽や羅の着物。今も昔も大人の反応は、「下品だ」「恥を知れ」等々・・ほぼ変わらないようです。

華シリーズ7月/こまつよいぐさ
昼間は何もなかったような空き地一面に、ぽつぽつとまるで灯をともしたようにコマツヨイグサの花が咲いていると心がさらわれてしまいます。

華シリーズ8月/向日葵
真夏の日ざしの中、日傘をさして歩いている時の、自分の息の音だけが聞こえて風景が妙に遠く静かに感じられる感覚が好きです。

華シリーズ9月/葛
葛の葉陰で若い女狐。念入りな化粧は誰のため・・

華シリーズ10月/秋桜
コスモスには風が似合います。秋風にふかれてゆらりゆらりとエンドレス・・

花シリーズ11月/菊
大正時代のカフェの女給さん・・白いエプロンが素敵です。

華シリーズ12月/蘭
若い頃の母が、抽象模様のこんな色合いの着物を着ていた気がします。和洋折衷の重ね着が大正から昭和初期ファッションの魅力でしょうか。
■喜翔浪漫画(絹本)1

凌霄花-のうぜんかずら
NEW大正浪漫シリーズ
ノウゼンカズラと黒の絽の着物の女性

鬼芥子-おにげし
NEW大正浪漫シリーズ 鬼芥子(オリエンタルポピー)柄の着物の女性

アネモネ
美少年アドニスの血から咲いた赤いアネモネよりも地中海のような青いアネモネが好きです。

夜会にて
夜会の喧騒を逃れて瀟洒な洋館のバルコニーに佇む女性

たんぽぽ
竹久夢二好みの、縞の着物に長羽織をぞろりと着付けた女性を描いた作品です

散歩
洋犬と散歩する少女 高畠華宵さんへのあこがれが強く出た作品です

山茶花の女
極寒にも鮮やかな花を咲かせる山茶花は芯の強い大正の女性たちにふさわしい花です

野菊
秋の野に咲くよめなの花の薄紫は子供のころの一番のお気に入り。

芙蓉
夏の朝のあわあわと咲く芙蓉の花は、大人になる前の少女のようで・・でも真夏の日差しに負けない頑健な植物です。

ケナフ
ケナフが大正時代にあったのか分からいけれど大正風縞の着物にケナフの花柄の帯を合わせてみました。

水仙-すいせん
早春の朝、縞の着物に長羽織で水仙を切る大正の女性

花みずき
桜の後に春を彩る愛らしい花みずきの
花色のような、ぼかし染めの着物を着た少女の図です。

ひまわり
縞にひまわり柄の着物を大正風に着つけてみました。
■喜翔浪漫画(絹本)2
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扇子を持つ女
中国風扇子とドレスの和中折衷ファッションの女性

花みずき
はなみずきのの中にたたずむ少女。懐かしい少女雑誌の口絵のような仕上がりです。

バラの帽子の女
大正から昭和初期の女優?配分によって都会的なグレーから渋い紫まで・・和にも用にも似合う紫と緑青の色合わせが好きです。

バラ
大正時代の写真より モダンなデザインの帽子と洋服の女性

銀杏-いちょう
当時住んでいた大阪の泉布館という明治期に建った瀟洒な洋館と銀杏をバックに「華宵」のような少女を描きました。

水玉の服の女
大正時代の写真より トーク帽に水玉の服を着た女

浜辺にて
大正時代の水着写真より。最新の水着とガウン、帽子に和傘。

海辺-うみべ
最新流行の水着とガウンでボートの上でポーズをとるモデル(大正時代の写真から)

セーラー服の少女
大正時代に活動的な服として流行したセーラー服の少女

葡萄(赤)
仏像の2体の脇侍のように、同じ姿のものが対に向かい合った形が好きです。葡萄(白)と対の作品です。

葡萄(白)ぶどう
仏像の2体の脇侍のように、同じ姿のものが対に向かい合った形が好きです。葡萄(白)と対の作品です。

化粧
コンパクトを手に化粧を直す女優栗島すみ子さんの写真から発想した作品。着物はくちなしの実の柄です。

くちなし
大正期?横浜の娼館の窓に座る女性の写真から発想した作品です。

チューリップ
大正時代の写真より 縞にチューリップ柄の着物の女性。

椿-つばき
大正らしい縞柄の着物の白椿の帯を結んだ女性。斜めに帯締めを結ぶのは流行でしょうか?高畠華宵さんの絵によく登場します。

笹百合-ささゆり
渓谷に咲く笹百合を早朝摘みに来た女性

リボンの少女
大正時代の写真から
少女たちはとっておきの端切れで自分用の小物を手作りして楽しんだことでしょう。
■少女画他(絹本)
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バラの寝床(アマガエル)
バラ園の水遣りをする少女 白い花びらの中でいつもじっとしているアマガエルを驚かしてしまった様子・・

蓮をまとう
夏の朝に咲いた白い蓮の花に眠る平安装束の姫君

雪うさぎ
降り積もった雪を集めてうさぎを作る平安時代の童女

つばき
母が仕事の合間に作ってくれた、落ちた椿の花を麻糸に通した首飾りの思い出から

おめかし
帽子にショールにバッグ・・・お気に入りをみんな身につけて記念写真に納まった女の子(古い雑誌写真より)

羽子板
正月の晴れ着を着て、お染の押し絵の羽子板をを持つ少女。

道草
小学校の帰りに道草してたんぽぽの綿毛を飛ばす少女

チューリップ
チューリップに水遣りするエプロん姿の少女

マーガレット
白いエプロンと水玉リボンの帽子。手にはは白い花のブーケ

カーネーション
プレゼントのカーネーションを持つ少女

ひまわり
麦わら帽子をかぶってブランコに乗る少女 雑誌の古写真より

コスモス
風にゆれるコスモスの花に見とれて時をわすれる少女の図

写真館にて
写真館で緊張の面持ちで写真におさまる少女

三輪車に乗る少女
大正時代の写真より 当時の最新式三輪車をこぐセーラー服の少女

人形3-にんぎょう
七五三の祝いの日に人形を抱く少女

きんもくせい
星のように地面に散った金木犀の花びらに見入る少女

白い服の少女
モダンな帽子とレースのドレスの少女(大正時代の写真から)

肖像画/ブリキの玩具-ぶりきのおもちゃ
お父様の希望により大正期の和洋折衷ムードを取り入れた、ブリキのおもちゃで遊ぶやんちゃな男の子の図です。
■喜翔浪漫画(紙本)

ひなげし
ひなげしの蕾を持つ少女
植物画ひなげしと対になる作品です

ひなげし
「ひなげしの蕾を持つ少女」と対になる作品です

大正浪漫 たんぽぽと少女
風に吹かれるタンポポの綿毛

虞美人-グビジン
大正時代の女優栗島すみ子さんが「虞美人」に扮した写真より
■古布貼屏風
左面に絵を、右面にアンティークの着物地を貼って仕立てた小屏風です。

椿-つばき
右面にモダンな柄の大島紬の古布を、左面に絹に描いた大島紬の美人図を貼って仕立てた小屏風です。

たんぽぽ
右面にちりめんの古布を、左面に絹に描いた絵を貼って仕立てた小屏風です。

あじさい
右面に雨コートの古布を、左面に絹に描いた雨コートの美人図を貼って仕立てた小屏風です。

秋草
右面に秋草柄の古布を、左面に絹に描いた秋草の着物の美人図を貼って仕立てた小屏風です。

雪うさぎ
右面に波柄小紋の古布を、左面に絹に描いた雪うさぎを持った美人図を貼って仕立てた小屏風です。

春
右面端に縞柄の古布を貼った鳥の子紙屏風に、大正ロマン風美人画を直接描いた屏風です。
※画像はすべて喜翔のオリジナル作品であり、無断転用を禁じます。一部の作品は 株式会社アートバンク (京都市)でデータのレンタルをご利用いただけます。
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